子宮がんの全摘手術

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子宮がん全摘手術について解説しています!

 子宮がんの手術で行われる子宮の全摘手術は、「単純子宮全摘出術」「広汎子宮全摘出術」「骨盤内臓全摘術」の3種類の術式があります。

これらの手術は、がんの進行度によって最適なものが選択されることとなります。ここでは、この3つの全摘手術についてご説明していきたいと思います(^^)

単純子宮全摘出術(子宮がんの全摘手術)

 単純子宮全摘出術は、がんに侵された子宮のみを摘出する手術です。

初期の子宮がん(0期からT期)の場合に選択される手術方法となっており、通常は骨盤内のリンパ節や膣などは温存する形をとります。

また、初期の子宮がんの場合は卵巣に転移する確率が低いため、卵巣も温存するケースが見られます。

しかしながら、閉経後の場合は再発のリスク等を考慮し、卵巣・卵管も切除されることもあります。

広汎子宮全摘出術(子宮がんの全摘手術)

 広汎子宮全摘出術は、ステージT〜V程度のがん治療のために行われる全摘手術です。

この手術では、子宮と膣の一部、卵巣・卵管、骨盤内のリンパ節、周辺の組織など、骨盤壁近くから広い範囲で切除します。

一般的に、がんのリスクを軽減させるため、卵巣や卵管も切除するケースが多く見られますが、がんの進行の度合いによっては、卵管・卵巣を温存できるケースもあります。

近年、この広汎子宮全摘出術は開腹することなく、内視鏡化で行うことが可能となってきています。

この広汎子宮全摘出術では、子宮のみならず、周辺組織も切除する事となるため、膀胱や直腸の神経を切断するケースも決して少なくなく、排便・排尿のコントロールが難しくなるといった問題点があります。

骨盤内臓全摘術(子宮がんの全摘手術)

 骨盤内臓全摘術は、ステージV以上程度、非常に進行した子宮がんに対して行われる手術となっています。

がんが子宮外にも広く拡がっている場合に選択される手術で、子宮や膣のみならず、周辺臓器である大腸や膀胱といった、骨盤内の内臓を切除・摘出する事となります。

非常に広範囲の臓器を切除し、腸の一部が摘出されるため人口肛門回腸導管(人工的尿路)の形成手術が必要となる、大がかりな手術です。

骨盤内臓全摘術は、その性質上後遺症が大変重いため、QOL(quality of life)が重視される近年においては、実施されることは稀です。

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