子宮がんの円錐切除手術

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子宮がんの円錐切除手術

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子宮がん円錐切除手術について解説しています!

 円錐切除手術は、通常子宮頸部の初期がんに対して行われます。

また、子宮がん検診を行った際に細胞診で異常が確認された場合などに、より詳細に病変の検査を行うために施術されることもあり、必ずしもがんの治療目的のみで行われる手術ではありません。

更に子宮がんにおける円錐切除手術は、子宮の温存目的で行われることもあり、初期の子宮頸がんであり、かつ、患者側が妊娠を強く希望する際などに選択されることもあります。

しかしながら、円錐切除手術で治療できる子宮がんは子宮頸癌Ia期までとされ、精密検査(コルポ診+狙い組織診)を行った結果、Tb期以降の高度異形成の病変の可能性がある場合には、子宮全摘手術が選択されます。

子宮がんにおける円錐切除手術は、ごく初期のがんにのみ適応される術式だと考えて良いでしょう。

円錐切除手術とは

 円錐切除手術はその名の通り、子宮頸部を円錐状に切除し、確定診断や治療を行う手術です。円錐状とは、ソフトクリームのカップのような形のことをいいます。

円錐切除手術が選択されるのは、組織診の検査で中等度異形成、高度異形成、上皮内癌可能性が見られる場合となっており、その目的は以下の二つに大別されます。

  • 病変の広さや深さを精密に調べるための診断的目的(確定診断)
  • 病変を切除する治療的目的

子宮頸がんの診断において行われる、細胞診や精密検査(コルポ診+狙い組織診)は、あくまで病変の疑いがある部分から細胞を採取して検査を行うサンプリングです。

しかし、円錐切除手術で行う確定診断は、病変が発生する部位全体を切除して検査を行うため、病変の拡がり具合や浸潤の有無、周囲への影響などを詳細に診断できるというメリットがあります。

また、子宮がんの治療において円錐切除手術が選択される最大の目的は「子宮機能の温存」です。

円錐切除手術では、子宮頸部をソフトクリームのカップのような円錐形に切除しますが、子宮体部にはメスが入らず、円錐切除後に子宮頸部の状態が落ち着けば、妊娠が可能となります。

子宮がんにおける手術で、子宮を温存できるのはこの円錐切除手術のみと言われています。

この円錐切除手術を治療目的で受けるには、子宮がんがごく初期段階であることが条件となっています。

万が一の際に円錐切除手術を選択できるよう、早期発見・早期治療をめざし、定期的な子宮がん検診を行うようにしたいですね。

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