子宮がんのホルモン療法

子宮がんの治療法

子宮がんのホルモン療法

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子宮がんホルモン療法について解説しています!

 子宮がんのホルモン療法は、主に子宮体がんの治療目的で行われます。

子宮体がんの発生には女性ホルモンが大きな影響を与えているとされており、原因として注目されているのが、エストロゲンとプロゲステロンのバランスの崩れです。

子宮体がんは子宮内膜内の異常に端を発するがんとされていますが、エストロゲンは子宮内膜を増殖させる役割、プロゲステロンは子宮内膜の増殖を抑える役割を担っており、この二つのホルモンバランスが崩れることで、子宮内膜内にがんが発生するリスクが上昇すると言われています。

具体的には、プロゲステロンが不足し子宮内膜の増殖が過剰になるという状態が、子宮体がんの発生リスクを跳ね上げると考えられているのです。

そのため、子宮体がんの治療目的で行われるホルモン療法は、エストロゲンとプロゲステロンのバランスを正常値に近づけることを目的にしています。

ホルモン療法の具体的な治療法

 近年の子宮がん研究によって、子宮体がんの発生にはプロゲステロンの不足が大きく関係している事が明らかになりつつあります。

子宮体がんの治療に用いられるホルモン療法では、不足しているプロゲステロンを補うために、プロゲステロンの作用をもつ「メドロキシプロゲステロン酢酸エステル」の錠剤服用が行われます。

また、錠剤の服用と同時に子宮内膜を全て掻把(そうは:掻き出すこと)するという手術が行われるのが一般的となっており、掻把した内膜を詳細に観察することで、正確な病理診断が可能となっています。

ホルモン療法のメリット・デメリット

 ホルモン療法の最大のメリットは、子宮体がんの治療でありながら子宮が温存できる点にあります。

日本の子宮体がんの治療の主流は、治療効果が高い子宮全摘手術です。

しかしながら、出産や子宮の温存を強く望む患者の方も少なくなく、そういった方にとってホルモン療法は希望をつなぐことの出来る子宮体がん治療法だと言えるでしょう。

しかしながら、ホルモン療法には血栓症肝機能障害の発生リスクが上昇するというデメリットもありますので、血液が固まりやすい体質の方や、心臓病や脳卒中、動脈硬化などの既往症がある方は、原則として適用不可となっています。

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